ワークスペースに記憶されるスウォッチ
ワークスペースの機能をとても気に入っています。作業をしていてどんなにパネルをごちゃごちゃにしても、一発ですっきりと自分のお気に入りの環境に戻せるからです。
しかし、残念なことがひとつあります。
私は、よく使う色を、aiにまとめてスウォッチを作っています。
そのスウォッチを読み込んで、そのパネルを、ワークスペース内の他のパネルとくっつけて、私の理想的なワークスペースをいくつか作りました。それに名前をつけて保存しておきました。
ところが、Illustratorを再起動すると、ワークスペースから自作のスウォッチのパネルだけが無くなってしまいます。他のパネルの配置や状態は変わらないのですが、自作のスウォッチの状態だけは記憶されていないようです。
ところが不思議なことに、新たにワークスペースを作って、Illustratorを終了するまでの間は、自作のスウォッチも含めて記憶されているように見受けられます。パネルの配置を変えてしまってから、「ウインドウ > ワークスペース」で保存したワークスペースのリセットを行うと、自作のスウォッチも含めて、元の状態に戻ります。
ああ、素晴らしい。快適だなあと思うのですが..
次にIllustratorを起動したときには自作のスォッチのパネルだけ忘れられているのです。とても惜しい。もうちょっとで完璧なのに!
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Great to hear it, Akira! Thanks for the detailed review, it might help other users.
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emptycolours commented
Egor Chistyakovさん 素晴らしい情報を教えてくれてありがとう!
私の要望は解決しました。とても嬉しいです。オリジナルのワークスペースに、自分で作ったスウォッチを含めて記憶させたい場合は、次のようにすると良いことが分かりました。
1)ワークスペースに自分で作ったスウォッチを追加して、スウォッチパネルのオプションから「固定」にチェックをしておきます。(image-1)
2)その状態でワークスペースに名前をつけて保存しておけば、カスタムスウォッチパネルも一緒にワークスペースに記憶されます。
3)そのワークスペースを変更しても、ワークスペースのリセット(image-2)を行えば、カスタムスウォッチパネルも含めて、元の環境に戻ります。(素晴らしい!)
ところで、
複数のMacを使っていて、他のMacにワークスペースの設定をコピーしたい場合や、バックアップから設定を戻すような場合には、注意すべきことがあります。
ワークスペースの設定(Macであれば、/Users/xxxxx/Library/Preferences/Adobe Illustrator 24 Settings/ja_JP/Workspace/XXXXXX)だけをコピーしても、カスタムスウォッチパネルが出て来なくなります。
もちろん、コピー先のMacにも、あらかじめ同じカスタムスウォッチはコピーしてあります。なのに、ワークスペースとカスタムスウォッチの連動は失われてしまいます。
カスタムスウォッチパネルの「固定」の指定は、ワークスペースの設定ではない別のところに記憶されているのかもしれません。
ワークスペースで「固定」に指定したカスタムスウォッチを、そのカスタムウォッチが含まれていない全く別のワークスペースを開いている時に開いてみると、既に「固定」にチェックが入っています。そのため、「固定」の情報は、スウォッチパネルの方に記憶されているようにも見えます。でもスウォッチの書類のタイムスタンプは変化していないので、どこに記憶されているのか、私には分かりませんでした。
複数のMacの設定を揃えたいとか、バックアップから戻したいとかいう場合には、移行したワークスペースをベースに、改めてカスタムスウォッチを配置して、それを「固定」にした状態で、同名のワークスペースとして保存するのが一番早道のようです。
もしかして、上手く行かなかった方の事例は、そういうことに関係があるのかも知れないなと思いました。ご参考まで。
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Have you tried to check 'Persistent' in your custom swathes panel? Please try and let us know if it works for you (it should but I have several reports that it does not and I personally can’t make it work too).