プロパティパネルのアピアランス部分に濃度設定を追加してほしい
現状のアピアランスパネルでは塗りや線の色を設定する際に塗りのアイコン部分をクリックするとスウォッチが開き素早くカラーを変更可能です。しかし、そのスウォッチに対して薄い色が欲しい場合、開いたパネルで1回ボタンをクリックすることによりカラーパレット表示に切り替えた上での調整が必須です。
この手順はワンクッション増加するためにプロパティパネル上の不透明度の設定を調整することで代替してしまうというワークフローが増加しています。これはデータ上に安易に透明効果を適用した部分を増加させる事に繋がり、適切な設定を施されないままトラブル誘発の原因となってしまっています。
なにより、不透明度を下げるという事はその下の情報を表示する事に繋がりますから色を薄く設定するという意図からはかけ離れた行為であると言えるでしょう。
また、以下のチュートリアルにおいても色を薄くする目的でに安易に不透明度の利用を勧めています。
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/basics-essentials-workspace-illustrator.html
この説明はまずいです。塗りの濃度調整及び不透明度の設定はそれぞれ明確な使い所が存在し、適切に使い分けるべき機能です。
さて、ここで提案なのですが、InDesignの様にプロパティパネルのアピアランス部分の「塗り」と「線」の項目に濃度の設定項目を追加していただきたいと思います。
InDesignとはスウォッチの性質が異なるのですが、設定したスウォッチに対して濃度の項目で設定した数値を単純に割合として計算した数値のカラーを適用出来れば問題ないと考えます。
添付の機能追加提案分の画像の赤で囲んだ部分のイメージのようにしてはいかがでしょうか。
こうする事でユーザーは簡単に塗りや線の濃度を調整可能となります。
ぜひご検討頂けたらと思います。
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笹川純一 commented
とても良いアイデアです!
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Brad Serum commented
I was hoping this would be a part of the new Properties panel, but nope. I can't believe it doesn't exist in the header of the Swatches panel. And it only exists in the expanded version of the Color panel.
For reference, please see InDesign's Swatches panel.