Photoshopフィルターの設定情報がPhotoshopのアンインストールの影響を受ける
テクスチャライザー等のPhotoshop効果系のフィルタープラグインのカスタム設定(例:テクスチャライザーのカスタムテクスチャ設定)がPhotoshopをアンインストールすることにより初期化されてしまう。
macOS11.6.8/Windows10
ver.23〜(恐らく機能実装時から変わっていない)
ver.26での例(PhotoshopCC2022がインストールしている状態)
1.ドキュメント上に任意のオブジェクトを作成。
2.効果→テクスチャ→テクスチャライザー…を選択しユーザーインターフェースを開く。
3.テクスチャ選択ドロップダウン横からサブメニューにてカスタムテクスチャを選択する。
4.OKをクリックしカスタムテクスチャを適用する。
5.カスタムテクスチャ設定情報が保存され、Illustratorを再起動してもカスタムテクスチャは有効のままになる。
6.PhotoshopCC2022を環境設定もろともアンインストールする。
7.Illustratorで前述の1〜2の手順にてテクスチャライザーのユーザーインターフェースを開くとテクスチャ選択ドロップダウンからカスタムテクスチャが消えている。
現状
Photoshopをアンインストールするとテクスチャライザーのユーザーインターフェースからカスタムテクスチャが消える。
期待する挙動
PhotohopをアンインストールしてもIllustrator上のいかなる設定情報も失われない。
このPhotoshop効果系のフィルターの設定情報はVer.26及びver.27では「~/Library/Preferences/Adobe Photoshop 2022 Settings(Windowsはユーザーディレクトリ配下のAppData/Roaming/Adobe〜)」フォルダの「Adobe 効果 CS6 Prefs」と「Adobe テクスチャライザー CS6 Prefs」に保存されます。
このフォルダはPhotoshopの環境設定フォルダの為、Photoshopのインストール・アンインストールに影響を受けます。
不用意な設定喪失を防ぐ意味においても「Adobe Illustrator <VERSION_NUM> Settings」に保存するように変更するのが理想だと考えます。
PhotoshopをアンインストールすることでIllustratorに影響を及ぼすのは問題だと思います。