ライブペイントオブジェクトにオーバープリントブラックを適用した際の問題
ライブペイントを適用したオブジェクトに対してオーバープリントブラックを適用するとライブペイント設定が消える。
macOS11.6
Illustrator CC2022以降
再現手順
1. 線や麺の組み合わせでライブペイントを作成し着色する。
2. ライブペイントオブジェクトを選択し「編集→カラーを編集→オーバープリントブラック」を適用する。
3. ライブペイントに対して指定した処理が消え、閉図形外で保持されていた線も幅0.5pt、K100の黒に変化する。
期待する結果
ライブペイントオブジェクトに対してオーバープリントした際、閉図形外のK100の線等以外にオーバープリント属性を適用せず、ライブペイントオブジェクトの状態を保持する。
実際の結果
ライブペイントオブジェクトに指定した塗りなどの情報が消え、元から持っている線幅等の情報も一定値に変化する。
代替処理
ライブペイントに対する「ブラックオーバープリント」は行わない。必要なオーバープリント指定は手動で指定するか、ライブペイントオブジェクト自体を拡張してから「ブラックオーバープリント」を適用する。
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