特定の条件でテキストの中窓部が斜線で塗りつぶされる
再現方法
サイズA4で新規アートボードを作成
「要冷凍」というテキストオブジェクトをサイズ15ptで作成
このテキストにアピアランス「パスのオフセット:0.05mm」を適用する
アートボードの座標をX座標 100mm、Y座標 -148mmに変更
「要冷凍」テキストの座標をX座標 197mm、Y座標 -2.1mmに変更
文字の塗り潰しが添付画像のようになる(座標は全て左上起点)
テキストをアウトライン化しても発生する
どのようなフォントでも発生する
同じような大きさの複合パスでも発生する
線幅では発生しない
以下の環境で確認
MacOS 10.15.7
Adobe Illustrator 26.0.1
Adobe Illustrator 25.4.2
Adobe Illustrator 24.3
Windows10 Pro
Adobe Illustrator 24.3(64bit)
通常作成される、座標(X0,Y0)のアートボードで、版面左上端にテキストがかかっている場所で発生するようだ。普通こんな位置にテキストは置かないが、アートボードの座標がたまたまY軸方向にマイナス(上)X軸方向100mmの位置にあると、版面の真ん中で発生してしまう。文字というより複合パスで発生しているようである。
対処方法
アートボードの座標をリセットして、当該オブジェクトを適当な位置に移動して戻すと解消する。
必要がなければ線幅で対応する。
Illustrator 製品版フィードバックにご協力いただきありがとございます。
ご報告いただきました問題につきまして、再現が確認できました。
「パスのオフセット」効果が適用されている文字の中マド部分の直線と、「Y軸 = 0」のラインが重なる場合に発生するようです。
簡単に「田」や「A」の字で再現できました。
今後の開発進捗などはこちらでご報告させていただきます。
よろしくお願いいたします。
Illustrator チーム
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I confirm that!