ドロップシャドウの一部だけが解像度が低い
macOS Catalina (Ver. 10.15.7)
Illustrator 2021
ラスタライズ効果設定の解像度が「350ppi」に設定されている状態で、複数箇所でドロップシャドウを使用しているファイルがあり、作業前はすべてのドロップシャドウが正しい350ppiの状態(表示)だったが、編集作業終了時に1箇所だけドロップシャドウの表示が、72ppi程度の解像度に変わっていた。
色々と動作検証をしてみましたが同様の状態にできず、原因不明です。
低解像度のドロップシャドウ部分は表示のみではなく出力した際も低解像度のままとなっており、ドロップシャドウ部分に変更を加えたり、コピペしたりすると正しい表示に戻るようです。
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AdminMIE (PCM, Adobe Illustrator) commented
@mnokano 状況確認中です。しばらくお待ちください。
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monokano commented
Illustrator 2025 (29.0.0)
まだ修正されていないようです。 -
nakano_hito commented
失礼致します。
Windowsマシンの方がおられない?ようですので検証させて頂きました。Windows 10 Pro(22H2)
・Illustrator 2022(26.5.2)
オブジェクト移動・カラー値変更のどちらも再現せず。・Illustrator 2023(27.7)
オブジェクト移動・カラー値変更共に再現しました。・Illustrator 2024(28.2)
オブジェクト移動・カラー値変更共に再現しました。v26では「オブジェクトを移動 → 移動中にAltキーを押してコピー」した時にのみ
低解像度したのですが、これは別に不具合として報告があるようでしたので除外しました。 -
RYO commented
monokano、Ten_A、その他この問題に関わってくれた方皆様、
原因および回避策をありがとうございます。また、illusutrator のバージョンアップにて、この不具合が解決されることを期待します。
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monokano commented
> 表示を一度拡大してからオブジェクトを移動すると即座に再現される
ホントですねぇ…。この発生状況は2021が最も危険な印象です。
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Anonymous commented
RYOさんが添付された「sample.ai」については、表示を一度拡大してからオブジェクトを移動すると即座に再現されると思います。
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monokano commented
Illustrator 2021(25.4.8)
RYOさんがコメントで添付した「sample」で再現できました。
なかなか再現しないのですが、何度も移動を細かく繰り返すと再現しました。
再現したりしなかったりの条件はまったく分かりません。 -
Anonymous commented
各バージョン毎の検証は以下の通りです。サブバージョンは最新です。再現する処理についてはこれまで把握しているものであり、他にも存在する可能性は否定できません。
Illustrator 2020
オブジェクト移動、カラー値変更のどちらも再現せず。Illustrator 2021
オブジェクト移動で再現、カラー値変更で再現せず。Illustrator 2022
オブジェクト移動、カラー値変更のどちらも再現せず。Illustrator 2023
オブジェクト移動で再現せず、カラー値変更で再現。Illustrator 2024
オブジェクト移動で再現せず、カラー値変更で再現。 -
Hmm. Perhaps it’s because of the translation, but these seems similar to me... both report the lower quality of the shadows rendered.
Since the previous one was never reported to be fixed intentionally, it makes sense to join these. A majority of the votes are still added to a newer one, so it does not make a weight difference anyway.
On other words, having a separate older report does not help :) -
Ten_A commented
What I posted does not happen with ver.27 or earlier.
Therefore, I think it is most likely a different problem. -
monokano commented
I believe the two should be merged.
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@monokano, @Ten_A, would you mind me merging these two together?
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monokano commented
同じ不具合報告が Illustrator 2021 の時点で投稿されています。
なお、添付されているファイルはv25.4.1で保存されたものでした。 -
kata1963 commented
「リアルタイムの描画と編集」をオフに設定していても効果の「3Dとマテリアル」を使用すると強制的にオンに変更されてしまいますが,これを知らないユーザーは回避策が無効になっていることに気づかない可能性もあります。このスタイライズ効果が低解像度になってしまう不具合はかなり致命的だと思います。
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Ten_A commented
The same behavior was observed in the English version.
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monokano commented
Apple M2
macOS Ventura 13.6.6
Illustrator 2024(28.4.1)Apple Siliconでも再現します。
上記の再現手順に漏れていますが、再現するには「GPUパフォーマンス」「リアルタイムの描画と編集」の両方ともONにする必要があります。 -
Ten_A commented
macOS13.6.3(Sonomaでも同様のもよう)/Imac27inch(Intel/AMD RadeonPro5300/4GB)
Illustrator ver.27以降再現手順
1.環境設定の「パフォーマンス→リアルタイムの描画と編集」のチェックを入れる。ドキュメントラスタライズ効果設定は高解像度(300dpi)に設定しておく。
2.ドキュメント上に任意の図形を作成し塗りを設定する。
3.作成した図形を選択した状態で「効果→スタイライズ→ぼかし」を適用する。
4.効果を適用したオブジェクトの塗りの色を変更する。
5.ぼかし部分が低解像度でレンダリングされる。期待する結果
ドキュメントのラスタライズ効果設定の通り高解像度でレンダリングされる実際の結果
低解像度でレンダリングされピクセルの状態が確認できる。プリントやPDFを書き出す際も低解像度の状態で処理される。回避方法
環境設定→パフォーマンス→リアルタイムの描画と編集のチェックボックスを外しておく。この不具合はmacOSにてパフォーマンスの低いGPUでの処理落ちではないかと考えます。元来このリアルタイムの編集と描画は処理落ちを検知して自動的にオフになる機能だったと思いますが、検知が出来ていないか処理の切り替えが出来ていないのではないでしょうか。
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RYO commented
コメントありがとうございます。
質問に対して回答いたします。1. 「検証したが同様の状態にできず」ということですが、問題が発生したのは当該データのみですか?
A:はい、現在は当該データのみとなります。
実は似たようなことは前にもありましたがデータが残っていません。2. 問題が発生するデータを他のマシンで開いても再現しますか?
A:はい、他のMacで開いても同様の状態でデータが開きます。
3. 検証用に再現データをご提供いただけますか?
A:添付いたしますのでご確認下さい。